目視による検品とは、完成したプラスチック部品を人の目で直接確認し、外観や仕上がり状態に問題がないかを確認する検査工程です。寸法測定では把握しきれないキズ、白化、バリ残り、欠け、汚れなどを確認し、製品としての品質を最終的に判断します。プラスチック加工では外観品質が製品評価に直結するケースも多く、目視検品は重要な品質管理工程のひとつです。
目視検品の特長
- 外観品質の確認に適している:
表面キズや白化、汚れなどを総合的に確認できます。 - 加工不良の早期発見:
仕上げ工程や加工条件に起因する不具合を見逃しにくくなります。 - 最終工程としての品質担保:
出荷前に製品状態を確認することで、安心して使用できる品質を確保します。
目視検品で重視するポイント
目視検品では、チェック基準を明確にしたうえで、一定の視点と照明条件のもと確認を行います。特に透明樹脂や外観部品では、光の当て方や角度によって見え方が変わるため、複数方向から確認します。また、使用用途を踏まえ、機能に影響する不具合と外観上の許容範囲を見極めることが重要です。
主な検品項目
- 表面キズ・擦れの有無
- バリや欠けの残り
- 白化・変色・汚れ
- 加工跡や仕上がり状態
- 目視で確認できる変形や歪み
主な対象部品
- 外観品質が求められる樹脂部品
- 透明・半透明部品
- 試作・評価用部品
- 組立前の最終部品
まとめ
目視による検品は、数値だけでは判断できないプラスチック部品の品質を最終的に確認する重要な工程です。切削、仕上げ、研磨など各工程の品質を確実に製品へ反映させるため、用途や要求品質に応じた目視検品を行います。外観基準や検品方法についてご要望がある場合も、事前にご相談いただけます。